学生向け英文履歴書ガイド:経験が少ない場合の書き方

Masoud Rezakhnnlo
著者
アルバイト、インターン、初めての仕事に使える学生向け英文履歴書の作り方を、学歴、プロジェクト、ボランティア、スキルの見せ方から解説します。
学生向け英文履歴書ガイド:経験が少ない場合の書き方
学生向けの英文履歴書は、これまでの活動をすべて並べる書類ではありません。アルバイト、インターン、学内ポジション、奨学金、初めての仕事に対して「この人なら任せられる」と伝えるための1ページです。職歴が少ない場合は、学歴、授業プロジェクト、ボランティア、アルバイト、部活動、リーダー経験、関連スキルを証拠として使います。
基本の構成は次の通りです。
- 連絡先
- 短いプロフィール
- 学歴
- 経験、プロジェクト、ボランティア、リーダー経験
- 応募先に合うスキル
- 任意で表彰、資格、活動、言語、興味関心
まず応募先から考える
書き始める前に、求人やインターン募集の内容を読み、繰り返し出てくる要件を確認します。必要なツール、担当業務、ソフトスキル、勤務条件、キーワードを見つけましょう。履歴書では、それらがすぐ見えるようにします。
小売の仕事なら、接客、信頼性、会計対応が重要です。マーケティングインターンなら、文章作成、リサーチ、SNS、プロジェクト経験が役立ちます。研究室アシスタントなら、関連授業、データ入力、正確さ、安全手順への理解が強みになります。
読みやすい1ページにする
学生の英文履歴書は、多くの場合1ページで十分です。見出しを明確にし、余白をそろえ、読みやすいフォントを使います。もっとも強い根拠を上に置きましょう。学歴が強みなら経験より上へ、関連するインターンやプロジェクトがあるならその項目を上へ移動します。
装飾の多いテンプレートより、すばやく読めるシンプルな形式が有効です。採用担当者が、目標、学歴、スキル、最近の経験をすぐ理解できることが大切です。
入れるべき項目
連絡先
氏名、電話番号、プロらしいメールアドレス、居住地、必要に応じてLinkedIn、ポートフォリオ、GitHubを入れます。卒業後に使えなくなる学校メールは避けるのが無難です。
短いプロフィール
2〜3行で、自分の強みと応募先をつなげます。
例:「顧客対応のアルバイト経験、Excelの基礎、学内イベント運営経験を持つ経営学専攻の学生。リサーチ、調整、レポート作成を支援できるマーケティングまたはオペレーション系インターンを希望。」
「学び成長したい」というだけの目的文は弱くなります。何を貢献できるかを示しましょう。
学歴
学校名、学位や専攻、卒業予定時期、関連授業を記載します。GPAは、自分に有利で応募先の文化に合う場合だけ入れます。
表彰、奨学金、研究、卒業制作、留学、ゼミ活動も、応募先に関連するなら加えられます。準備ができていることを示す情報だけ選びます。
経験
経験はオフィス勤務だけではありません。アルバイト、家庭教師、子どもの世話、飲食、小売、家業の手伝い、学内業務、ボランティア、サークル、スポーツも責任感を示せます。
箇条書きは、行動と根拠が分かるようにします。
- 中学生6名に数学と読解を教え、週ごとの練習課題と進捗メモを作成。
- 参加者120名の学生イベントで受付を担当し、質問対応と登録確認を実施。
- 来店数の多いカフェの週末シフトで、注文、会計、顧客対応を担当。
よい箇条書きは、何をしたか、どんな状況だったか、何に貢献したかを示します。数字は正確な場合だけ使います。
プロジェクト
職歴が少ない場合、プロジェクトは大きな強みです。授業課題、ポートフォリオ、研究、プログラミング、デザイン、文章作成、コンテスト、自主学習を含められます。
例:「3社の業者を費用、対応能力、学生アンケート結果で比較するスプレッドシートを作成し、4人チームで提案を発表。」
スキル
スキル欄は、性格を並べる場所ではありません。ツール名と、他の項目で証明できる応用力を組み合わせます。
例:Excel、Google Workspace、Canva、Python、データ入力、接客、リサーチ、文章作成、プレゼン、スケジュール管理、バイリンガル対応、チームワーク、リーダーシップ。求人の言葉に合わせつつ、事実だけを書きます。
よくあるミス
- どの応募先にも使える一般的な目的文を書く
- 作業内容だけを書き、行動や成果が見えない
- 関連性の低い授業を多く入れすぎる
- 証拠のないスキルを並べる
- 読みにくいデザインを選ぶ
- 大学での経験があるのに古い高校情報を残しすぎる
- キーワードを調整せず同じ履歴書を送る
送る前のチェックリスト
- 最初の数行で応募先の方向性が分かるか
- 一番関連する情報が上にあるか
- 各箇条書きが明確な行動から始まっているか
- プロジェクト、ボランティア、活動を経験として示しているか
- スキルが募集内容に合っているか
- 面接で説明できる事実だけを書いているか
- 1ページに読みやすく収まっているか
学生の履歴書は、可能性を具体的に見せるためのものです。経験年数を大きく見せる必要はありません。学び、プロジェクト、仕事への姿勢、最初の責任経験が、次の機会にどうつながるかを示しましょう。


