履歴書で昇進を書く方法:形式と例

Milad Bonakdar
著者
同じ会社で昇進した場合に、役職をまとめるか、分けて書くか、1つの職歴に整理するかを判断する方法を解説します。
履歴書で昇進を書く方法
同じ会社で昇進した場合は、キャリアの上がり方がすぐに伝わる形で書きます。仕事の中身がどれだけ変わったかによって、役職をまとめる、役職ごとに分ける、1つの職歴に整理する、のどれかを選びましょう。
採用担当者がすぐに分かるべきことは次の3つです。
- 最新の役職は何か
- それぞれの役職に就いていた期間
- 昇進後に増えた責任、担当範囲、チーム、顧客、ツール、成果
形式の選び方
- 役職をまとめて書く: 役職名や等級は上がったが、仕事内容が大きく変わらない場合。
- 同じ会社名の下で役職を分ける: 役割、成果、応募先に必要なキーワードが役職ごとに違う場合。
- 1つの職歴にまとめる: 前の役職が短期間、古い、または応募先との関連が弱い場合。
- 会社名を繰り返す: 一度退職して戻った場合や、勤務期間が連続していない場合。
形式1:役職をまとめて書く
似た仕事を繰り返して書かずに、昇進を見せたいときに使います。
例
Northstar Retail、東京
Senior Customer Success Associate、2024年3月-現在
Customer Success Associate、2022年6月-2024年3月
- 重要顧客のエスカレーション対応と更新業務の改善を担当し、Senior Associateに昇進。
- 中堅顧客のオンボーディング課題を解決し、よくある製品質問をドキュメント化。
- 新メンバーにCRM運用、引き継ぎメモ、顧客フォローの基準を共有。
形式2:同じ会社名の下で役職を分ける
昇進によって仕事内容が大きく変わった場合は、役職ごとに分ける方が読みやすくなります。ATSにも役職、期間、職務内容が伝わりやすくなります。
例
Brightline Health、リモート
Operations Manager、2025年1月-現在
- Operations Coordinatorから昇進し、日々のスケジュール、外部ベンダー対応、業務プロセス文書化を担当。
- 共通チェックリストと週次レビューを導入し、引き継ぎ漏れを削減。
- 業務量、チーム体制、サービス課題をもとに、改善優先度をリーダー層と調整。
Operations Coordinator、2022年8月-2024年12月
- 予約調整、ステータス更新、社内システムの記録管理を担当。
- Intakeプロセスの遅延パターンを見つけ、改善案を文書化。
形式3:1つの職歴にまとめる
スペースを節約したい場合や、前の役職が背景説明にとどまる場合に使います。
例
Atlas Software、大阪
Product Marketing Specialist、2023年5月-現在
Marketing Coordinatorから昇進、2022年5月-2023年5月
- 2つの製品ラインのローンチメッセージ、営業資料更新、顧客事例収集を担当。
- リリースノート計画と部門間連携を引き受けた後、現職に昇進。
- 技術的な変更を顧客に伝わる価値へ整理するキャンペーンブリーフを作成。
箇条書きに入れる内容
昇進は背景です。箇条書きでは、何が広がったのかを具体的に示します。
- 担当範囲: 顧客数、プロジェクト、チーム、地域。
- 責任: レポート、プロセス、優先順位付け、関係者調整。
- 成果: ミス削減、時間短縮、引き継ぎ改善。
- 関連性: 応募先の職務内容に近い実績。
「高く評価され昇進」のような曖昧な表現より、担当した業務や成果を書いた方が強く伝わります。
ATSに読みやすい書き方
- できるだけ役職ごとに1行を使う。
- 各役職に月と年を入れる。
- 「職務経歴」「Experience」など標準的な見出しを使う。
- 表、テキストボックス、アイコン、複雑な段組みを避ける。
- 会社での正式な役職名を使い、必要な場合だけ短く補足する。
よくある失敗
- 複数の役職を1行に詰め込み、期間が分からなくなる
- すべての役職で同じ箇条書きを繰り返す
- 業務内容だけで、成果や責任範囲を書かない
- 昇進理由を長く説明しすぎる
- 最新または最も関連する役職を目立たせない
よくある質問
すべての昇進を書くべきですか?
応募先に関係する成長を説明できるものは書きましょう。古くて関連が弱い昇進は、短くまとめても問題ありません。
会社名は1回だけでよいですか?
勤務が連続しているなら1回で十分です。一度離職して戻った場合や、分けないと分かりにくい場合は繰り返します。
「昇進」と明記してよいですか?
はい。「重要顧客対応を任され、Team Leadに昇進」のように短く書き、その後に責任と成果を示します。


