履歴書のスキルは何個書くべき?

Masoud Rezakhnnlo
著者
多くの履歴書では、関連性の高いスキルは8〜12個で十分です。選び方、並べ方、削る項目をわかりやすく解説します。
履歴書のスキルは何個書くべき?
多くの履歴書では、仕事に関係するスキルは8〜12個が目安です。キャリア初期なら6〜10個でも十分です。管理職や専門性の高い職種なら、内容がしっかり合っていることを前提に10〜15個でも問題ありません。
大事なのは、知っていることを全部並べることではありません。採用担当者が数秒で「この人はこの仕事に必要な力を持っている」と判断しやすくすることです。
数を決めるシンプルな考え方
次のルールで絞ると考えやすくなります。
- 求人票に出てくるもの、または主要業務に直結するものを残す
- 実務経験、プロジェクト、ポートフォリオで裏づけできないものは外す
- 違う言い方で同じ内容を繰り返し始めたら止める
長くてぼんやりした一覧より、短くても的を絞った一覧のほうが強いです。
キャリア別の目安
- 学生・第二新卒・若手: 6〜10個
- 中堅クラス: 8〜12個
- 管理職・専門職: 10〜15個
あくまで目安です。強くアピールできるものが7個しかないなら、その7個で問題ありません。
どのスキルを書くべきか
- 求人票を読み、繰り返し出てくるツール、業務、システムを拾う
- その条件と、自分が実際に使ったスキルを結びつける
- 重要なハードスキルから先に並べる
協調性ややる気のような抽象語、職種と関係の薄い基本ツールは削る
たとえばデータアナリストなら、SQL、Excel、Tableau、Python、A/Bテスト、レポート作成、データクレンジング、予測分析 のような並びが考えられます。
ハードスキルとソフトスキルの扱い方
スキル欄は、基本的にハードスキル中心で構成するのがおすすめです。ツール、プラットフォーム、手法、専門知識のように、採用担当者がすぐ確認できる情報だからです。
ソフトスキルも重要ですが、単語だけで並べるより、職務経歴の中で見せたほうが伝わります。
リーダーシップ や コミュニケーション力 と書くだけでなく、次のように示すと自然です。
- 8社分の週次レポートを担当し、非技術系の関係者にも施策結果を説明した
- 新しく入った3名にチケット運用と品質基準を教育した
スキル欄を置く位置
一般的な逆編年体の履歴書では、要約の後、職務経歴の前にスキル欄を置くと見つけてもらいやすくなります。ATSにも採用担当者にも、必要なキーワードが伝わりやすくなります。
未経験分野への転職なら、スキル欄をさらに上に置き、新しい職種に直結する内容をやや厚めに見せても構いません。経験が長い人は、逆にコンパクトにまとめるほうが読みやすいです。
よくある失敗
- 数を増やすためだけにスキルを並べる
- 具体的なツール名と抽象的な性格表現を混ぜる
- まだ勉強中のスキルを説明なしで入れる
- もう使っていない古いソフトを残す
- 求人票のキーワードを裏づけなしで丸写しする
- 星やバーで自己評価して終わる
応募前のチェック
応募前に、次の点を確認してください。
- それぞれのスキルはこの求人に本当に関係しているか
- 面接で具体的に説明できるか
- 重要なスキルが上のほうにあるか
- ソフトスキルを単語ではなく実績で見せているか
- 余計な項目や古いツールを外したか
ここに問題がなければ、スキル欄はかなり整っているはずです。
FAQ
履歴書に持っているスキルを全部書くべき?
いいえ。今応募したい仕事に関係するものだけを書けば十分です。
スキル欄にソフトスキルを入れてもいい?
少しなら問題ありません。ただ、多くの場合は職務経歴の実例で見せたほうが説得力があります。
書けるスキルがまだ少ない場合は?
授業、インターン、個人プロジェクト、資格、ボランティア経験から、きちんと説明できるスキルを拾っていきましょう。


